
October20〜October23
信越トレイル スルーハイク Finished
JMTを歩いている時に、帰国したら日本のTrailを何処か歩こうと思っていた。
アメリカのTrailのエッセンスを感じることの出来た信越トレイル。
日本には日本のTrailの良さがある。
静かなTrail、三日目と四日目はTrail上で誰とも会わなかった。
Trailを独り占めだ。なんて贅沢なんだろう。
Day 1
新宿西口WILLERバスターミナル 0:30発〜長野駅東口 5:10着
長野駅 5:53発〜飯山駅 6:38着
飯山駅 8:35発〜斑尾高原ホテル 9:05着(飯山市コミュニティーバス斑尾線)

ディーゼル機関車が“旅”感を高める。

バスの発車時刻まで飯山駅内のスペースで時間を潰す。
コンセント、FREE Wi-Fi有り。

斑尾高原ホテル 9:20 START

スキー場の急登を暫く登り、ようやく信越トレイルの起点となる斑尾山に。
ここからゴール地点となる天水山まで約80kmのHikeが始まる

キャンプ地の赤池に到着するも、時間はまだ昼。
先に進むことに。




湿原、ブナの森、林道を歩き集落に下りる。
山に登って峠に下りるを何回も繰り返して信越トレイルは進む。

日も落ちてきて小雨がパラついて来たので富倉峠にてステルスキャンプ。
信越トレイルでのレギュレーションではキャンプは指定キャンプ地でする事が決められている。
今回はやむなしと言う事で・・・
昼:赤池でスニッカーズ
夜:尾西のピラフ+親子丼、ホワイトチョコバー

3.5日分の食料。
Day 2
5:50起床 テント内9.6℃
7:10 START

仏ヶ峰まではキツかった。
桂池に到着してキャンプサイトがどんな感じか見に行ってみるとシェルターの中にクーラーBoxが。


中にはドリンクが!
これぞ、Trail Magic!



黒倉山頂で仲良くお弁当を食べていた年配のご夫婦に会う。
地元の方で色々と地元の事を教えてくれた。
神奈川から来たことを話すと、「わざわざ来てくれて有難う」と感謝された。
地元を、信越トレイルを愛している事が伝わって来た。
こういう思いを持った人達によって大切にされている信越トレイル。
だからこそ魅力的なトレイルになっているんだろう。

トレイルから外れて指定キャンプ地のグリーンパル光原荘へ。
シャワーを浴びる。
その間にテントやシュラフ等を干す。
ビールを購入し、無料の休憩室にて寛ぐ。
翌朝にテントを畳むのが面倒なのでこの日はキャンプ場の炊事場で寝る事に。
朝:無印バーム
昼:小沢峠でスニッカーズ、黒倉山で年配のご夫婦に頂いた雷おこし
夜:シャワー後に持参したおつまみ、カップヌードルライス、豚汁、チョコバー

Day 3
5:00起床 12.2℃
6:20 START
歩き始めて直ぐに雨が降り出す。
レインを着ないでも大丈夫なくらいなのでウィンドシェルで。


伏野峠にてまたもやTrail Magic!

が、今回は充分に水を持っていたので貰わなかった。

雨の中のHikeは気分が下がる・・・
「今日のうちに一気に歩き終えてしまおうか・・」
そんな事を考え始める。
そんな時にふと視点を変えてみた。
足元や近くの植物に目をやる。
そこには雨という自然の恵みを授かり生き生きとする植物があるではないか。
気分転換にそれらを写真に収めながら歩いてみたらさっきまでの考えは頭から消えていた。
そして雨もいつしか止んでいた。





信越トレイル最後の夜は野々海キャンプ場にて。
朝:カップヌードル シーフード味
昼:伏野峠にてスニッカーズ+スタバのアイスコーヒー、E-5の分岐にてpatagoniaのバー
夜:カップヌードルライス 釜めし、豚汁

Day 4
5:15起床 テント内9.8℃
朝:カップヌードル カレー味
6:55 START

最終日は朝から天気が良かった。
新潟県側には日本海、長野県側には雲海を眺めながらのHike。

紅葉も素晴らしい。
足取りは軽い。ガシガシと脚が前に出る。
7:58 信越トレイルのゴール地点となる天水山に到着。

そしてここから森宮野原駅まで下る。
9:55 森宮野原駅着。

前もって送っていた着替えや温泉セット等の荷物を郵便局まで取りに行き無事にピックアップ。

森宮野原駅 11:10発〜上境駅 11:47着
上境駅から徒歩3分の「いいやま湯滝温泉」へ。
温泉に入り食事をし休憩所にて寛ぐ。
その間に、駐車場脇にてテントやシュラフ等を干させてもらった。
飯山線はかなり本数が少ないので注意。
上境駅 18:47発〜長野駅 20:05着
夜の善光寺へ参拝に行き、長野駅前の漫画喫茶にて睡眠。
翌朝、長野駅 7:00発〜新宿 11:00着のバス。
