2016年10月04日

John Muir Trail 〜Day 6〜

JMT 2015 107.jpg

2015年9月2日

Johnston Lake > Reds Meadow > Mammoth Lakes


6:40 起床 シェルター内3.4℃(薄手のメリノロンT、ダウンJKT、メリノタイツ)

シエラネバダの空気はとても乾燥している為、この数日間で僕の鼻はかなりヤラれていた。
朝、目を覚ますと先ず鼻に違和感を感じる。大量で大きな鼻クソがそうさせるのだ。
昨晩は湿らせた手拭いを鼻の上に被せて寝た。そうしたら、多少はマシな朝を迎えることが出来た。これから毎晩、保湿しながら寝ることにしよう。

9:00 出発

1時間半程歩いたところで橋が現れた。
Trailから逸れて川へと下りる。
川を覗くとトラウトが泳いでいるのが確認出来たので、バックパックを降ろして竿を伸ばす。

JMT 2015

JMT 2015

30分程、竿を振ったが2回アタリがあっただけで魚を釣る事は出来なかった。
Reds MeadowにあるStoreを目指して再び歩き出した。そこで売られている「シュワッ!」とした飲み物を目指して。

JMT 2015
DEVILS POSTPILE

JMT 2015

昼前にReds MeadowのStoreに着くと、そこにはMatt達が居た。彼等はシャワーを浴びていたようだ。
ここには、Storeの他にレストラン、トイレ、シャワー、ランドリーがある。

バックパックを降ろすと、先ずはStoreの入り口横にあるハイカーズボックスを覗き中を漁った。
宝探しのようでワクワクする。
ジップロックに入れられた得体の知れない食べ物は敬遠して、きちんと包装されている食べ物をいくつか貰うことにした。

JMT 2015

JMT 2015

Storeはとても充実した品揃えでここで充分補給出来るだろう。
僕は楽しみにしていたビールとポテトチップスを購入して、外のベンチでそれらを胃の中へと流し込んだ。

JMT 2015

するとMattが「ビール良いね!」って話し掛けて来て、暫く彼と話しをした。僕の片言の英語を真剣に聞いてくれて、理解しようとしてくれているのが伝わって嬉しかった。
Mattに「instagramやってる?」と聞かれてフォローしてくれた。Wi-Fiが繋がったらMatt達三人をフォローしよう。
「そのシューズ調子良いの?」と聞かれた僕は「ALTRA知ってる?」と聞く。MattはALTRAを知らないようだったのでトレイルランニングシューズだよと教えた。
これまでにも「Trail」と言う単語を発音する機会が何度かあったのだが、僕の発する「Trail」は中々相手に伝わらない。英語の発音は難しい…

Matt達はレストランで食事をしてからTrailに戻るらしい。食事に誘われたが、この後Mammothの街へ向かう僕は彼等と食事をせずにバスに乗り込んだ。
彼等とはまたどこかで会うだろうと。。。

JMT 2015
イラストで描かれたMapが素敵だった

JMT 2015

JMT 2015

JMT 2015

公共機関に乗る時はいつもドキドキする。
バスの運転手に何度も確認をしてバスに乗った。
無事に乗り換えに成功し、目的地のモーテルへと向かう。

JMT 2015

Trailから街へと下りるのがいかにもLong Distance Hikingぽいし、街に下りて補給をしながら歩くのがLong Distance Hikingだ。
僕は数日振りの街にワクワクした。

MammothではMOTEL6に泊まる事を決めていた。
予約はしていない。飛び込みでチェックインをする。
事前の調べで、スルーハイカーは$40〜$50で泊まれると思っていたんだが実際には$100程…
スルーハイカーである事を伝えると10%割引してくれたが、Wi-Fiの利用料を加えて$98.29だった。値上がりしたようだ。

JMT 2015

先ずは、真っ黒に汚れた身体を洗い流す。
一度洗っただけでは汚れは落ちず、四回はゴシゴシと洗い流した。
綺麗になった身体で、真っ白なシーツの敷かれたふかふかのベッドへダイブをした。最高に気持が良い。
部屋の電話が「プルルルル」と鳴る。ドキッ!としつつも受話器を上げるとウッチーからの電話だ。彼女もMOTEL6に到着して、受付から内線で電話をしてきていた。
僕は、彼女の待つ受付へと下りて行った。
するとそこには一人の日本人男性Hikerも一緒だった。
彼がマサさんだった。

JMT 2015

日本を発つ前にHiker’s Depotの方達からマサさんの事を聞いていた。
Trailで会うかも知れないと。
遠く離れたアメリカの地で、まさか本当に会うことが出来るなんて。
マサさんはプロのハイカーとして活動している。アメリカ三大トレイルのPCT、AT、CDTをスルーハイクしトリプル・クラウンを達成した数少ない日本人だ。そして、ニュージーランドのTe Araroaもスルーハイクしている。

三人で情報交換をする。
マサさんの話によるとMuir Trail Ranchの先で山火事が発生しており、引き返すHikerもいるとの事。
場合によっては迂回ルートで歩く、あるいは街に下りてバスでSkipする事も考えなくてはならないとの事だ。
一つ不安要素が出来てしまった。

ウッチーはこのモーテルに泊まることにしたが、マサさんは値段が高いとの事でCamp Siteを探してそこに泊まると言い僕たちと別れた。

その後はモーテルのランドリーで洗濯をしてから、少し街を散歩した。
街のアウトドアショップでフリーズドライの食料と毛鉤を購入。
モーテル近くのピザ屋でピザ生地のタコスをビールとコーラで流し込んでそれを夕食とした。とても美味かった。
ピザ屋からの帰り道、マンモス・リカーと言う酒屋のネオンに吸い寄せられてビールとジャーキーを買いモーテルへと戻った。

JMT 2015

JMT 2015
ビールの種類の多さにテンションがアガる

JMT 2015

朝:焼米、ふりかけ

昼:ポテトチップス、ビール

夜:ピザ生地のタコス、ビール、コーラ、部屋に戻りビールとジャーキー

posted by devilhead at 02:10| Comment(0) | TrackBack(0) | JMT Thru Hiking 2015
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