2014年07月17日

South Alps Hike 2014

南アルプスHikeの模様を友人のロンペイが2本立てで書いてくれたので転載します。

Thanx! ロンペイ


『Thanks! my fellows』FULLMARKS原宿 by ロンペイ

南アHike2014.jpg

7月初旬の事、
以前から山行のお誘いを頂いたりお誘いをしたりしつつも、なかなか実現できなかった方々にいつもより強めのプッシュでお誘いして(笑)南アルプス縦走登山に行ってきました。

天気予報はコロコロ変わる中、一筋のか細い望みを頼りに前日夜から町田駅に集合、夜叉神峠登山口駐車場に向かい車中泊からスタートしました。単独登山と違ってこの時点で既にトークで盛り上がり楽しさも気分も上々でした。

南アHike2014 (1).jpg

南アHike2014 (2).jpg

まぁ、それにしても歩いていてつくづく感じます。南アルプスはとにかく『山深い』ですね。
何度も訪れて記憶のイニシアティブがあるはずなのに、その打算をことごとく誤算にされてしまうパワーとオーラがあるのです。等高線だけでは図ることのできない山々しさというんでしょうか。
南アルプスが北アルプスに比べてマニアックに捉えられがちなのは、きっと交通の便だけではないと思うのです。

であるからして、いやぁ疲れる!(笑)
いささかのつもりの縦走登山装備でしたが、「荷物を担いで登る」ことの難しさを痛感しました。トレイルランニングをやっていると無尽蔵の体力を備えていると思われがちですが、決してそんなことはありません。確かに登り慣れ/下り慣れしているかもしれませんが、それはあくまで5-10L大きくても20L前後位のPackを背負ってでの話です。40L以上のPackにバッチリ詰め込んだとあれば、そんなイニシアティブはいとも簡単に吹き飛んでしまうのです。
融合させた「ファストトレッキング」「ウルトラライトスタイル」「ライトウエイト」。そんな言葉やスタイル、アイテムの価値、素敵な体験にて改めて実感させていただきました(笑)
私より10L以上も軽いSサンに後ろから黙々と追われるのは、それはそれはもう半端のないプレッシャーでした(笑)

南アHike2014 (3).jpg

そしてまさかの「崩落消滅」、事前の情報収集はもちろんしていたんですけど・・・。
足りなかった・・・か。
(※地蔵岳からアサヲ峰に繋がる白鳳峠−広河原峠です。巻道もありません。)
とりあえず広河原にエスケープするべく白鳳峠を下ることにしました。
みんなと来てよかった。独りだったらひどく凹んだことでしょうね。
予定外の際は絶対無理しない、最短ルートで広河原へ。ベースを広河原にしながらの山行に即座に変更と相成りました。
下りながら来年は別ルートでのリベンジを早速計画、妄想にワクワクしているのも束の間、自分も含めみんななんかおかしい・・・。ん?

みなさんご注意を。
この白鳳峠の下り、まさにこれぞ追いうちにふさわしい激坂なのです。
ここでもまた南アルプスの洗礼をいただくことになりました。

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「脚が・・・。」

南アHike2014 (5).jpg
「ロンペイさん!脚が大変なことになってます!」

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「ウォー!イテー!」

南アHike2014 (7).jpg
「チーン・・・・。」

白鳳峠、お気をつけください。激坂に加えて荒れた登山道です。
「登りも下山も使いたくないコース」堂々のトップテン入りです。

そんなガクガクなのにテント場に着き夜を迎えると元気になるあたりは、みんな修学旅行と何ら変わりません(笑)
いや失礼しました・・・水を汲みに立ち上がるのに各自大きなロスタイムがありましたね。

南アHike2014 (8).jpg

その後も痛い足を引きずりながら(笑)広河原をベースに南アルプスを楽しみました。
山で仲間と同じ時間を共有する、素晴らしい時間ですね。
日常より不便なはずなのに、居心地よい。山って不思議な空間ですね。

最後には次回を誘うかのような素敵な木漏れ日もいただきました。

南アHike2014 (9).jpg

またここにやってきた時、みんなでこの時の話をするのが今の僕の楽しみです。

Thanks! my fellows.


FULLMARKS原宿
ロンペイ


「South Alps Hike another story」へ続く。。。
posted by devilhead at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | Outdoor
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