
自然を愛するスペシャリストたちの“人生の旅”を描くライフ・ドキュメンタリー
『180°SOUTH/ワンエイティ・サウス』 “知らないところへ行ってみたい”という強い気持ちが旅の本質ではないだろうか。
目的よりも過程が重要で、困難に見舞われても多くの発見や感動をもたらしてくれる旅こそが真の冒険。
40年以上も前、1968年に南を目指した2人の若いアメリカ人がいた。
サーフ&マウンテンの楽園を探しに南米パタゴニアの地へ。
彼らの人生を大きく変えた究極のロード・トリップは持参した16ミリのカメラが記録していた。
そして今、2人の残した映像に魅せられたアメリカ人青年が彼らの足跡をたどって追体験の旅を試みる。
異国の地で自然とともに生きる人々と出逢い、歴史や生活を学びながら、パタゴニアの高峰コルコバト山を目指した。
はたして彼は頂上に立つことができるのだろうか。
そして旅の終わりに何をみたのか。
“人は皆、後戻りできないと言うが、目の前が崖なら・・・ そのまま突き進むか、まわれ右をして前に進むか、どっちがいいと思う?”
パタゴニアへ旅した2人のアメリカ人、イヴォン・シュイナードとダグ・トンプキンスは帰国後それぞれ小さな会社を設立。
それが「patagonia」と「THE NORTH FACE」、今では世界中の誰もが知っているアウトドア・ブランドの最高峰だ。
アメリカにおける自然派志向のアウトドア・カルチャーは2人の伝説の旅から生まれたものだった。
30年以上も昔にフリースを開発し商品化。
アウトドア・ファッションンに革命を起こす一方、ワイルド・ライフをこよなく愛する冒険家にして環境問題にもいち早く取り組んだ真のナチュラリストとして名高いイヴォン・シュイナード(パタゴニア創業者)。
映画は彼の知られざる素顔に迫りながら、イースター島の美しい夕景や荒れ狂う大海原、パタゴニアの高峰コルコバド山の壮大なパノラマをフィルムに収め伝説の旅を見事に再現。
久々に観たいと思った映画だ。
小田原コロナワールド:2/5〜上映
〜旅に出よう。
きっと新たな豊かさを教えてくれるから・・・〜
posted by devilhead at 18:15|
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